【天涯孤独の末路】天涯孤独のままでいると最後どうなる?起こりうるリスク

天涯孤独の状態で暮らしていると、

このままでいいのだろうか?
このままだと最後どうなるんだろう?
天涯孤独の末路って?

と考えてしまうこともあると思います。

ここでは、天涯孤独の最後に起こりうるリスク末路について紹介します。

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目次

天涯孤独の最後に起こりうるリスクや末路

若い頃は、天涯孤独は自由で楽しいと感じるかもしれませんが、年を重ねていくとだんだんと不安になっていく人もいます。

天涯孤独の最後に起こりうるリスクをまとめると、以下のような末路になります。

<天涯孤独の末路>
あなたは天涯孤独で、孤独感に悩まされながら暮らしています。

そんなある日、詐欺の被害にあってしまいます。

自分の財産を失って落ち込んでいるところで病気が発覚し入院。
しかし、身元保証人がいないことで、手続きが少し問題に。

なんとか治療はしてもらえたが、一人では不安になったため老人ホームを検討。
しかしここでも身元保証人の問題が発生し、入居を断られる

他の方法を探していたが、突然胸が苦しくなり倒れ、孤独死してしまう

お墓を用意してくれる人はいないため、無縁塚に。
部屋の遺品も整理されず自分の財産は国のものになってしまう。

ひとつずつ説明します。

孤独感に悩まされる

一人で生きるのが苦ではないと感じる人も、ずーっと一人で暮らしているとだんだんと孤独感に悩まされることもあります。

孤独感が強まっていくと、ネガティブな考えに陥ってしまうこともあります。

同じような毎日で退屈だ
何をやっていても虚しく感じる
自分は何のために生まれてきたんだろう?

といったネガティブ思考になってしまうリスクがあります。

詐欺の被害にあう

だんだんと判断能力も衰えていき、詐欺の被害にあうリスクもあがります。

判断能力が衰え、まわりにサポートする家族もいない人は、詐欺師にとって格好のターゲットになります。

一度詐欺にあってしまうと、その契約を解除するのはさらに判断能力を要することのため、余計に困難になります。

せっかくそれまでに一生懸命稼いできた財産を、そんなことで失ってしまうのは、悔やんでも悔やみきれません。

入院時に身元保証人がいない

高齢になると、病気にもかかりやすくなります。入院するケースも多いでしょう。

入院するときは、通常、身元保証人を求められます。

身元保証人が必要なのは、

  • 入院費を支払えないときに肩代わりする
  • 緊急時の連絡先
  • 万が一の死亡時の身柄引き取り

のような理由です。

身元保証人がいないからといって治療してもらえないということはありませんが、いろいろと不便であることは間違いありません。

天涯孤独の末路として起こりうることです。

入居時に身元保証人がいない

賃貸や老人ホームに入居する際にも身元保証人を求められます。

身元保証人がいないと、入居を断られるケースも十分ありえます。

賃貸の場合、高齢者の一人暮らしは、孤独死リスクもあります。
遺体の引き取り先がいない場合は、自治体との連携や遺品整理など、かなり手間になります。
物件オーナーはそういった入居者と賃貸契約を結びたくないと考えるでしょう。

住みたい物件に簡単に済めなくなるリスクがあります。

孤独死する

万が一部屋で突然倒れても、すぐには発見されないため、手遅れになる可能性があります。

近年、高齢者の一人暮らしが増え、孤独死も増えて問題になっています

家族がいてすぐに発見していれば、手遅れになっていなかったかもしれません。

そう考えると、天涯孤独の高齢者の平均寿命は、明らかに下がるといっていいでしょう。

無縁塚へ埋葬される

天涯孤独で死亡すると、お墓を用意して管理してくれる人はいません。

そういう人の場合、自治体が無縁塚に埋葬することになります。

無縁塚は、他の人と一緒に埋葬され、あとから取り出すことはできないお墓になります。

無縁塚に入りたくないという人にとっては、リスクになります

遺品整理されない

遺品整理もされません

もし、賃貸に住んでいた場合は、賃貸のオーナーが法手続きにのっとって撤去や廃棄をするでしょう。

しかし、持ち家の場合は、持ち家をだれかが継承しない限りは、ずっと放置され続けるかもしれません。

それはそれで悲しいものです。

死亡時の財産が国のものになる

いくら財産があっても死んでしまっては何の意味もありません。

さらに、天涯孤独の場合は、放っておくと最終的に国の財産になってしまいます

国の財産になってしまうのがいやという方は、それなりの対策をしておかないといけません。

天涯孤独の老後のリスクに対する対策

上で説明したような末路にならないための対策を紹介します。

交流の場に参加する

老後に一人で生きていくのは、たとえ一人が好きな人であっても意外と結構つらいものです。

できるだけ交流の場に参加することを心がけましょう。

  • 同じような趣味嗜好の人に出会うこともあります。
  • 同じような境遇の人に出会うこともあります。

自分に合う一緒にいて心地よい人は必ずいます。そういう人が身近にいるととても心強いですし、孤独感も弱まります

参考:天涯孤独の人の集まりで交流し、仲間作りして助け合いたい

成年後見制度を利用する

判断能力が下がったときの対策としては、成年後見制度があります。

成年後見制度は、財産の管理や、施設の契約などの生活のための支援を契約で選ばれた人が支援するための制度です。

判断能力が低くなってくると、

  • お金を使い過ぎてしまう。
  • 悪徳商法の被害にあってしまう。
  • 不要なサービスを契約してしまう。

のような事態になり、生活に支障をきたします。

そうならないために、本人の意思を尊重した上で、選ばれた人が代わりに財産管理や生活の管理を支援するための制度です。

成年後見制度を結んでおけば、仮に詐欺にあったとしても契約を取り消すことができます

成年後見制度についての詳細は以下の記事も参考にしてください。

参考:天涯孤独の人にこそ役に立つ!成年後見制度をわかりやすく解説!

身元保証サービスを利用する

賃貸契約や、老人ホームの入居の際に必要になる身元保証人ですが、いまでは身元保証人サービスがあり、対策できます。

未婚率の増加などに伴い、身元保証人サービスを提供する企業や団体は増えてきています。

サービスによって条件や内容が異なるため、よく確認した上で、利用を検討するのもいいでしょう

天涯孤独の人の保証人の問題については以下でまとめていますので参考にしてみてください。

参考:天涯孤独の人が直面するさまざまな保証人問題のまとめ・一覧

死後事務委任契約を利用する

遺品整理や財産については、死後事務委任契約を利用することで対策できます。

死後事務委任契約とは、個人が死亡した際に、死後の事務手続きや財産管理などを他者に委任する契約のことです。

例えば以下のようなことを委任できます。

  • 遺体の引き取り
  • 葬儀や納骨の手続き
  • 葬儀の喪主
  • 遺品整理
  • お墓の管理
  • ペットのお世話
  • Webサービスの解約

専門的な内容になるため、弁護士に相談するのがいいでしょう。

葬式やお墓について気になる方は、以下も参考にしてください。

参考:天涯孤独の人の葬式やお墓はどうなる?火葬や納骨についても解説

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まとめ:天涯孤独のリスクを知り、事前に対策しよう

天涯孤独でいることには、さまざまなリスクも伴います。

しかし、事前に対策できないことばかりではありません。

対策できるものは対策して、より良い人生にしていきましょう!

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