天涯孤独の生活は、若いうちは自由で楽しいと思える部分もありますが、歳を重ねてくるとだんだんと老後が不安になってくると思います。
ここでは、老後が不安になる理由と、その対処法を解説します。
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天涯孤独の人の老後の不安とは?
天涯孤独の人は、そうではない人にくらべて不安が強まる理由があります。
老後のことを考えるとその不安はより強まっていきます。老後が不安になる理由をいくつか紹介します。
①日々の生活が寂しい、やることがない
若いうちは、仕事をしているため、仕事上の交流がありますが、定年を過ぎると、急に付き合いが減ります。
一人で家で過ごすことが多くなり、家にいて寂しくなったり、やることがなくて無気力になってしまう人も多いです。
それを考えると、自分の老後は大丈夫だろうか?と不安な気持ちになります。
②何かあったときを考えると不安になる
歳を重ねていくと、「孤独死」という状況も頭によぎってしまうと思います。
自分の身に、いつ何が起きてしまうかわかりません。
家で一人でいるときに何かあると、発見が遅れてしまい…ということもありえます。
それを考えると強い不安をおぼえますよね。
天涯孤独でなくても不安になるでしょうから、天涯孤独の人であればなおさら不安です。
③認知症になったらと考えると不安になる
老後になり衰えていくと、判断能力の低下も不安になります。
もし認知症になったら、一人で生活していけるのだろうか?
と、不安になることもあります。
④死後の手続きがどうなるか不安になる
家族がいれば、葬儀や相続などの死後の手続きはやってもらえるという安心感があるでしょう。
しかし、天涯孤独の人は、
自分の資産はどうなるんだろう?
葬儀はやってもらえるんだろうか?
などといろいろと不安が生じます。
天涯孤独の人の老後の不安解消の対策
天涯孤独の人のさまざまな老後に不安になる理由を紹介しましたが、そういった不安を解消するための対策を紹介します。
趣味などのやることを見つける
何もやることがないと、家にいてもぼーっとしてしまいがちです。
気づいたら夜になっていた…
また何もしないで一日が終わってしまった…
といった結果になってしまいます。
そのため、趣味などのやることを見つけましょう。
それが無いから困っているという方もいると思いますが、そういう方は、「まずやってみる!」ことを心がけましょう。
やってみないと、自分が好きになるかや、またやりたくなるか、わかりません。
今までにやったことがないことを、試しにまずはやってみましょう。
やってみても興味がわかなかったら、また次のことをやってみましょう。やったことがないことは無数にあります。
それを繰り返していけば、必ずやりたいことが見つかります。必ずです。
なんらかのコミュニティに属する
なんのコミュニティにも属していないと人との交流が生まれません。
一人が好きな人は交流がなくてもいいでしょうが、やはり少しは交流を持った方が生き生きできますし、新しい考えや経験に触れることで脳が活性化します。
地域の活動に参加してみるのもいいと思います。
自治体では、体験サービスやボランティア活動を無料や少額で提供していることがあります。
または、なにか習い事をして参加者同士で交流するという方法もあります。
工夫次第で人の交流は簡単に作れます。
見守りサービスを利用する
一人でいるときに突然倒れたときなどが不安という方は、見守りサービスを利用する手があります。
見守りサービスというと、家族が高齢者を監視するようなものをイメージされるでしょう。
「そういう人がいないから天涯孤独なんだ」
と思われるかもしれません。
しかし、ここで紹介するのは天涯孤独の方向けにおすすめできるサービスです。
ALSOK には「みまもりサポート」という24時間遠隔で監視してくれるサービスがあります。
生活動線にセンサーを設置し、一定時間動きがないとALSOKに通報され、現地に駆け付けてくれます。
突然倒れた際も、一命を取り留められる可能性が上がります。
- 一定時間トイレのドアが開かない場合などに自動でガードマンが駆けつけてくれる!
- カメラではなくセンサーで監視するためプライバシーも安心!
- 自宅の鍵を預けておけば、鍵を閉めていても問題ナシ!
- もちろん外出中は監視を無視してもらうよう切り替え可能
- 賃貸物件でも利用中のお客様あり
- 駆けつけた結果、助かったという事例あり
一人暮らしで急に倒れたときが不安という方には最適のサービスです!
「備えあれば憂いなし」
まずはALSOKの資料を請求し、不安の無い未来の構築をスタートしてみましょう。
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自分に合った老人ホームを探す
一人で暮らしていると、万が一倒れたらどうしよう、と不安になることもあります。
そういった方は、老人ホームで暮らすのも対策の一つです。
老人ホームと聞くと、一人で暮らせないほど高齢になってからというイメージがあるかもしれませんが、最近の老人ホームはそういうところばかりではありません。
健康でも入れるところ、快適な居住空間、様々なサービス付きといった快適に暮らせるところも増えています。
老人ホームにはさまざまな種類がありますが、要介護状態ではなくても入居できておすすめなのは以下の3種類です。
・住宅型有料老人ホーム
・サービス付き高齢者向け住宅
・ケアハウス
詳細は以下を参考にしてください。
成年後見人制度を利用する
老後に判断能力が低下してしまうと、
お金を使い過ぎてしまったり、
詐欺に騙されたり、
不要なサービスを契約させられたり
といった事態に合う人もいます。
家族がいれば、そうならないようサポートしてもらえますが、天涯孤独の人はそれがむずかしいです。
そういう方のために成年後見人制度というものがあります。
成年後見制度とは、財産の管理や、施設の契約などの生活のための支援を、契約で選ばれた人が支援するための制度です。
お金を使い過ぎないよう適切に管理してくれたり、詐欺に合ってしまった場合でも代わりに契約を取り消してくれたりします。
判断能力低下後の生活に不安を感じている方は、以下で成年後見制度についてわかりやすく解説しているためご覧ください。
身元保証人代行サービスや弁護士に相談する
死後の手続きに不安を感じている方は、身元保証人代行サービスや弁護士に頼んでみると解決できる可能性があります。
何をお願いしたいのかを相談の上、契約しておくことで、契約した内容を行なってもらえます。
依頼先によって提供しているサービス内容は異なりますが、例えば、以下のようなことを依頼できます。
入院時の身元保証人代行
葬儀の手配
葬儀の喪主
納骨
お墓の管理
相続対応
など
上記の一部だけ依頼することも可能な場合がありますので、まずは相談してみることをおすすめします。
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まとめ:事前の対策を把握して老後の不安をなくそう!
人は、自分が知らないことについて不安を感じてしまうものです。
知っているだけで不安を解消できることもたくさんあります。
ここで紹介したような内容を把握して、老後の不安を少しでも和らげましょう!
【参考記事】老後の恐怖の克服方法▽