親がいる人の生活ってどんな感じ？天涯孤独の人と違う点を解説

若いときから天涯孤独の方は、「親がいる人の生活ってどんな感じだろう？」って疑問に思うこともあると思います。

ここでは、天涯孤独の方向けに、親がいる人の生活が天涯孤独の人とどう違うかを見ていきます。

「親がいる人」と「天涯孤独の人」の生活の比較の前提

「親がいる人」と「天涯孤独の人」の生活面での違いに絞って見ていきます。

天涯孤独の人は、

「老後に天涯孤独になった方」

ではなく、

「若い頃（遅くとも20代）には、天涯孤独状態になった方」

を前提として考えています。

そういった若いときから天涯孤独の方は、「親がいる人」と「自分」にどんな生活面での違いがあるのか参考にしてみてください。

「親がいる人」と「天涯孤独の人」の生活の違い

それでは、「天涯孤独の人」と比較した「親がいる人の生活」を見ていきましょう。

①親とたまに連絡をとる

親がいる場合、離れて暮らしていても、たまに連絡をとります。

などの内容で電話やチャットをします。

仲のいい親子の場合、毎日連絡する人もいるでしょう。

連絡をしてないと、「たまには連絡しなさい」と言われるケースも（笑）

②実家に帰省する

長期休暇には、実家に帰省する人が多いでしょう。

言い方を変えると、

“実家に帰省しないといけない“

とも言えます。

離れて暮らしていると往復の交通費もばかになりません。

「正月ぐらい帰ってきなさい」
「お盆ぐらい帰ってきなさい」

と言われて、帰省することが前提の家庭も多いのではないでしょうか。

③親と遊ぶ

仲のいい親子は、親と食事・買い物、旅行にでかけたりする人もいるでしょう。

仲がいい場合、友達のような感覚で遊べていいですね。

そこまで仲のよくない親子だと、遊ぶことはそんなになく、食事のときだけ顔を合わせるという場合もあるでしょう。

④親の期待にこたえる

親がいると、少なからず親からの期待にこたえないといけないと感じることもあるでしょう。

「良い大学に行ってほしい」
「良い会社に入ってほしい」
「家業を継いでほしい」

などなど。

親からのプレッシャーは、なかなか強く感じるものです。

子としては、もし他にやりたいことがあったとしても、

「ちょっとは我慢して親の期待にこたえてあげないと」

と考えてしまいます。

⑤親から小言を言われる

親から小言を言われることもあります。

「自炊ぐらいしなさい」
「部屋の片付けをしなさい」
「早く結婚しなさい」

など、チクチクと言われることもあります。

「自分の自由にさせて」と感じますが、そこは親ですから、なかなか抵抗できません。

⑥親孝行する

社会人になって自分で稼げるようになると、なにか親孝行しなきゃという感情もわいてきます。

食事に連れて行ってあげたり
旅行に連れて行ってあげたり
プレゼントしてあげたり

そう思ってもなかなか恥ずかしくてできない人も多いかもしれません。

天涯孤独の方であれば、そういうことは考える必要ありませんね。

⑦結婚式に親がくる

結婚することになると、結婚式に親を招待することになります。

食事や余興を楽しんでもらったり
親への感謝の言葉を伝えたり

天涯孤独の方には、しようと思ってもできないことです。

⑧親の介護をする

親が老後をむかえると、親の介護をすることもあるでしょう。

ずっと元気な親を見ていただけに、体が弱くなった姿を見るのはつらいものです。

認知症になると、親の介護もより大変なものになるでしょう。

⑨親を看取る

最終的には、親を看取ることになります。

いつか来る事とは思っていても、なかなか受け入れられないものです。

このときの喪失感や無力感はかなりつらいものになるでしょう。

⑩親の葬儀をする

当然看取ったあとは親の葬儀をします。

心の整理がついてない状況で、すぐに葬儀をするのは大変ですが、

生前お世話になった方を招いて、しっかりとおくりだす必要があります。

まとめ：どちらの場合でも前向きに生活すればいい

天涯孤独の方は、「親がいる人の生活」をみて、どちらがいいと感じましたでしょうか？

仲のいい親でしたら当然親がいた方がいいですよね。でも世の中には毒親と呼ばれるような親もいます。

そういう親の元で過ごすぐらいなら、天涯孤独でよかったと感じるかもしれません。

いずれにしても「天涯孤独の人」か「親がいる人」かを自分で選ぶことはできません。

「与えられた環境で前向きに生活していくのがいい」と考えるのが正解でしょう。

【参考記事】意外な天涯孤独の有名人▽