天涯孤独の人が孤独死しないために出来ること

天涯孤独の人は、とくに高齢になると、「突然倒れてしまい、誰も気づかれず、死んでしまうんじゃないか」と不安になることもあると思います。

一人暮らしの高齢者は増えてきており、そういった孤独死は問題になってきています。

ここでは、天涯孤独の人が孤独死をしないために出来ることを紹介します。

天涯孤独の人が孤独死しないために出来ること

①普段から近所付き合いする

普段から頻繁に近所付き合いするようにしておけば、何か異変があったときすぐに気づきやすいです。

しかし、都心に住んでいると、近所の人と関わることはほとんど無いと思います。

自分の命が関わっていることなので、場所にこだわりのない人には、それぐらいする価値はあります。

②知人と頻繁に連絡を取り合う

いまではスマホで簡単に連絡を取り合うことができます。

知人がいる場合は、LINEなどのサービスを利用して毎日連絡を取り合うようにしておくと、返事がないときに駆け付けてくれるかもしれません。

同じような境遇の人同士で連絡を取り合うようにすれば、お互いに監視し合うこともできます。

毎日連絡をとって安否確認してくれるようなサービスもありますが、だいたい自動応答であり、無機質で楽しくありません。

相手が知人であれば、世間話する感覚で楽しいため続けやすいです。

③遠隔監視の見守りサービスを利用する

企業によっては、水道やガスのメーターを見るついでに見守りするサービスなどもあります。しかし、月に1回といった頻度では、万が一倒れたときには間に合わない可能性が高いです。

死んだあとに発見されても仕方ありません。

ここでおすすめするのは、遠隔監視で24時間見守りしてくれるサービスです。

しかし、カメラで監視されるのはいやですよね。そういう方にもおすすめできるサービスがあります。

そのサービスでは、カメラではなく人感センサーで監視します。

たとえばトイレの前など、生活動線上に人感センサーを設置しておき、長時間だれも通らなかったら現地に駆けつけるというサービスです。

プライバシーも守られて安心です

おすすめのサービスを2つ紹介します。

セコムの「安否見守りサービス」オプション

セコムには、「安否見守りサービス」というオプションがあります。

生活動線にセンサーを設置し、一定時間動きがないとセコムに通報され、現地に駆け付けてくれるサービスです。

突然倒れた際も、これで一命を取り留められる可能性が上がります。

HOME ALSOKの「安否確認」オプション

ALSOKにも「安否確認」オプションがあります。

こちらも生活動線にセンサーを設置して監視するタイプのサービスです。

④老人ホームに入居する

老人ホームに入居するのもとても効果的です。

老人ホームというと介護状態になったときに入るというイメージがあるかもしれませんが、最近はそういうところばかりではありません。

健康でも入れるところ、快適な居住空間、様々なサービス付きといった有意義に暮らせるところも増えています。

老人ホームにはさまざまな種類がありますが、要介護状態ではなくても入居できておすすめなのは以下の3種類です。

・住宅型有料老人ホーム
・サービス付き高齢者向け住宅
・ケアハウス

詳細は以下を参考にしてください。

参考：天涯孤独の人は老後に老人ホームに入るべき？老人ホームの選び方

まとめ：できるかぎりの備えはしておこう！

人間死んでしまってはどうにもなりません。

健康なうちから万が一に備えて、孤独死しないためにできることを考えて対策しておくといいでしょう。

もちろん病気にならないためのストレスをためない規則正しい生活と、良い食習慣や適度な運動もとても大切です！

楽しい人生をできるだけ長く続けましょう！

【参考記事】天涯孤独の末路とは▽